女性がキャンプに行くときに悩むこと、ズバリ「生理」ですよね。この記事ではキャンプに行く日と生理日か重なってしまった場合、どうやって切り抜ければよいのか?を紹介します。
Contents
キャンプ中の生理!?どんな問題が出てくる?
まずは、キャンプ日と生理日が重なってしまった場合、どのような悩みや疑問が出てくるのかを考えていきましょう。
温泉・シャワーに関する悩み
一番出てくるのが温泉やシャワーなど入浴に関する悩みでしょう。
そもそも生理中に温泉に入ってもいいものか?
そもそも生理中に温泉に入っても何も問題はないのか?という悩みが出てきます。キャンプ中はただでさえ砂埃や汗で身体が汚れやすいので、出来るかぎり入浴はしておきたいものです。
経血量が多いと、もし風呂場が汚れてしまったら迷惑になる
経血量が多いときにお風呂に入ったらお風呂場が汚れる心配があります。周りの人目も気になってしまいます。何とかして生理が止まんないかな~、って思ってしまいそう。
公衆のお風呂しかないところがほとんどなので、一人だけ別のお風呂に入ることが難しい。
ホテルや旅館なら泊まる部屋にお風呂がついていることが多いです。ホテルや旅館に泊まる場合ならその部屋についているお風呂に入ることができるので生理中も安心ですが、キャンプ場はそうはいきません。
キャンプ場にあるお風呂のほとんどが公衆浴場だし、シャワー室があっても隣のシャワー室との境が簡素な壁だけで、他人の気配がちらつく場合もあります。そもそもお風呂が無いキャンプ場もありますからね。(汗)
お風呂・シャワーがないキャンプの場合、不潔ではないのか?
お風呂もシャワー室もないキャンプ場の場合、キャンプ慣れしている人はお風呂に入らずに過ごすことも多いでしょう。通常時は2,3日お風呂に入らなくても問題ないかもしれませんが、生理中だったらどうでしょう?衛生的に心配になってしまいます。
生理中の体調不良に関する悩み
イライラしたり、精神が不安定になりがち
ホルモンの影響で生理中はいつもよりも精神的に不安定になりがちな人は多いです。生理中は出来ることなら安心して過ごせる場所でゆったりしたいものです。ただでさえ不便なキャンプ場で生理を乗り切れるのか不安になりますね。
生理痛が酷くて毎回寝込んでしまう
毎回寝込んでしまうほど生理痛が酷いという人もいるでしょう。そんな人がキャンプに行って楽しめるのか?悩んでしまいますね。
生理中身体を動かすことについての悩み
経血量が多く、身体を思いっきり動かせないのでキャンプが楽しめない。
生理中、経血量が多いと漏れてしまいそうなので思いっきり身体を動かすのがネックになってしまいます。キャンプ中は荷物の持ち運びやテントの設営などで結構身体を動かします。身体を思いっきり動かせなくてキャンプが楽しめないと嫌ですよね。
ナプキンがごわごわして、身体を動かすたびに気になる
大きいタイプのナプキンだとごわごわしたり、ちょっとずれるだけでなんだか気になってしまうものです。身体を動かすたびに気になるのは嫌ですね。
トイレに関する悩み
キャンプ場の汚くて虫がいそうなトイレに何度も行きたくない。
生理中はナプキンを替えるために、いつもよりもトイレに行く回数が増えるものです。でもキャンプ場のトイレが汚かったり、虫がいたりしたらどうでしょう?何度も行きたくはありませんよね。
トイレが遠くにある場所だと不安になってしまう。
サイトとトイレの距離が離れているということはよくあることです。トイレが近くにないと不安で仕方ないという人もいるでしょう。
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キャンプ中の生理を乗り切る方法!
それでは次はキャンプ中の生理を乗り切る方法を紹介しますね!もしキャンプの予定と生理日が重なりそうになってしまっていたら参考にしてみてください。
入浴について
温泉の湯船には入らない、シャワーで済ますのがベスト
まず、生理中に温泉に入っていいのかどうか?ですが、生理中は温泉に入らない方がよいでしょう。
綺麗に見えても湯船には雑菌がたくさんいます。公衆の温泉だと色々な人が入っているのでなおさら汚いです。生理中で敏感になっている時にそのような不衛生な湯船に入ったら雑菌に感染してしまう恐れもあります。
また、マナーの観点からも生理中に温泉に入るのはやめた方がよいでしょう。自分が温泉に入っているときに、生理中の他の人が入ってきたらどう思いますか?嫌だと思う人が多いのではないでしょうか。
無理してまで生理中に温泉に入ることはありません。シャワーがあるキャンプ場ならシャワーで済ますのがベストです。
タンポンを上手く使おう!
生理中、湯船には入らなくてもシャワーには入りたいですよね。でも、公衆のお風呂場しかない場合、経血量が多いのに風呂場に入るのは抵抗があるし、汚れがついてしまうことも考えられます。他の人にも見られたくないですよね。
そこで使って欲しいのが「タンポン」です!タンポンを入れておけば血が落ちてしまうことはまず無くなります。周りからみてもタンポンが入っているなんて分かりませんから普通にシャワーくらいは浴びられるでしょう。(湯船に入らないようにしてくださいね。)
タンポンをやったことが無いという人だったら最初は怖いかもしれませんが、トライしてみたら意外と平気だったりしますよ。とは言え無理は禁物ですが。
お風呂が無いキャンプ場なら「使い捨てビデ」という手もある!
お風呂が無いキャンプ場の場合、衛生的に不安になってしまいます。そこで使えるのが「使い捨てビデ」というアイテムです!「使い捨てビデ」というのは水がないところでもデリケートゾーンを洗えるアイテムで、お風呂のない避難所でも使われているという優れものです。
この使い捨てビデならお風呂がないキャンプ場でもデリケートゾーンを洗えるので衛生的です。もし、お風呂のないキャンプに行く予定日が生理日と重なってしまった場合は参考にしてみてください。
体調不良や身体を動かすことについて
痛み止めを持っていこう
生理痛がヒドイという方は痛み止めを忘れないようにしてください。痛み止めを飲んでも痛すぎて何もできないようならキャンプに行くのはやめましょう。
テント内やベンチで安静にゆったり過ごそう
生理痛がないという場合でも生理中はあまり激しく身体を動かしづらいですよね。可能ならばテント内でベンチで安静にしておきたいものです。持っていく荷物を最小限にして荷物の持ち運びの負担を減らすのも良いでしょう。
トイレについて
ナプキンを替えるだけならテント内でもできる。
キャンプ場のトイレが残念ながら汚かったり、虫がいる場合は何度もトイレに行きたくはないですよね。でも、大丈夫です。ナプキンを替えるぐらいならテント内でもできます!抵抗がある方にはおすすめできませんが、テントがあればプライベートな空間が確保できますのでキャンプだからといって隠れるところがないという心配は不要です。
トイレの場所は早めに把握しておこう
とはいってもトイレに全く行かないというわけにはいきませんよね。サイト近くのトイレが汚くて行きたくない場合は、受付がある建物内のトイレに行くという手もあります。建物内のトイレなら屋外のトイレよりは綺麗でしょう。
早めにお気に入りのトイレを把握しておけば安心ですよ。(サイトから遠くて行けないという場合もありますが…。)
キャンプと生理の問題を最小限にするためにできること
今まではキャンプと生理日が重なってしまった場合にどうやって乗り切るかを紹介していきましたが、事前に気を付けていれば生理とキャンプの問題は最小限にできます。その方法を紹介します。
生理日を予測して、生理予定日にはキャンプの予定はいれない
そもそも生理日にある程度予測がつくならその日付近にはキャンプの予定を入れないようにしましょう。生理周期が定期的に来ている方なら、アプリなどで生理日を入力しておけばアプリが自動で次の生理日を教えてくれます。
予測がはずれることもありますが大体の目安を把握できるようになるでしょう。
婦人科で低用量ピルを処方してもらい生理日をコントロールする
生理周期がバラバラで予測が外れて生理日とキャンプが重なってしまったという方もいるでしょう。その場合は、婦人科で低用量ピルを処方してもらい薬を飲むことで生理日を遅らせるという方法があります。この方法なら、生理日予定日の3~5日から薬を飲み始めて、薬が終わってから3日後に生理が来るようになります。注意点は事前に1週間ほどの薬を飲む準備期間があるということです。キャンプ直前に生理に気づいた場合はこの方法は無理ですね。
トイレが綺麗な高規格キャンプ場やコテージを選ぶ
トイレが綺麗な高規格キャンプ場を選んでおけばトイレに何回行っても嫌な思いをしなくて済みます。さらに言えばコテージを選べばホテルに泊まる感覚でキャンプが出来るので、キャンプならではの生理の悩みは出てこないでしょう。
生理がかぶりそうならこういったキャンプ場を選んだ方が悩まなくて済むので良いと思います。
まとめ
キャンプで生理になってしまった場合にどうやって乗り切るかを紹介しました。
筆者もキャンプ中に生理になったことはありますけど、筆者がよく行くのは高規格なキャンプ場なので綺麗なトイレは探せばあるし、シャワーも浴びられるので特に困った記憶はありません。ちゃんと対策をすれば生理中でもレジャーを楽しむことは可能ですよ。
もしキャンプと生理日が重なってしまって困ってしまっているのなら参考にしてみてくださいね。