キャンプにも守るべきマナーが存在します。マナーを守らないと他のキャンパーの迷惑になってしまいます。
そうならないためにも初心者の方でもちゃんと頭に入れておきましょう。
今回はキャンプ場のマナーについて説明します。
直火・花火はしない
焚き火をしたくても地面の上で直接焚き火をしてはいけません。それは直火というのですが、直火を禁止しているキャンプ場は少なくありません。焚き火台という焚き火専用の道具を使って焚き火をしましょう。
直火をすると地面も汚れるし、芝生だったら芝生がダメになってしまいますからね。炭の片付けも焚き火台がある方がやりやすいので焚き火をしたい方は焚き火台を手に入れるようにしましょう。
また、花火を禁止していることも多いです。理由は音がするので他の人に迷惑になるからでしょう。キャンプ場のサイトってとなりの区画と結構近いので火の粉が飛んでも大変ですからね。
明るいうちなら花火OKのキャンプ場もありますから、事前に行きたいキャンプ場の情報を確認するようにしましょう。
スポンサーリンク
自分のサイトからはみ出さないこと
言われなくても分かることでしょうが、オートキャンプの場合、自分たちが使うことが出来るサイトはきっちり区画されています。どうやって区画されているかはキャンプ場によって違います。木で区画をされていて自然の感じを残したままのキャンプ場もあれば、となりとのサイトに特にくっきりした境目がないキャンプ場もあります。
きっちり区画しているサイトなら問題ないでしょうが、隣との境目がよくわからないキャンプ場では隣のスペースまで浸食しないように気をつけましょう。
そんなことしないよと思うかもしれませんが、タープの位置がちょっと偏るとタープを引っ張っているロープが隣のサイトまで伸ばさないと設営が難しいこともあります。
タープの布部分がサイトからはみ出ていなくても、ロープは斜めに張ることになるので、サイトからはみ出ることもあります。ロープがサイトからはみ出ないように設営する前にちゃんと確認してから設営するようにしましょう。
ゴミはちゃんと指定のゴミ袋で指定の場所に捨てること
キャンプ場では指定のゴミ袋を無料でもらえることがほとんどです。なので、ちゃんとゴミは指定のやり方で捨てるようにしましょう。ゴミ捨て場も普通のキャンプ場では併設されてありますので、自宅までゴミを持ち帰る必要はありません。
キャンプ場によっては分別が細かいこともあって面倒だったりもしますけど、マナーですからきちんと分別して捨てるようにしましょう。
夜は静かにする・うるさくしない・消灯する
夜は大体9時に消灯とルールづけられているキャンプ場が多いです。消灯時間になったら明るいランタンを消してテントに入るようにしましょう。
でも、9時って早いですよね。大人だったらすぐにテントに入るなんてことはつまらないでしょう。でもだからと言って、明るくしたまま大きな声でおしゃべりなんかしてはいけません。マナー違反ですから、周りのキャンパーたちの迷惑になります。
筆者もあるキャンプの時の話ですが、外国人の大人数のグループがキャンプに来ていて遅くまでおしゃべりと音楽をつけていてかなり煩く感じた思い出があります。
屋外でしっかりした壁があるわけではないので少しの音でも結構筒抜けなんですよね。あなたもキャンプに行く際は遅くまで大きな声でおしゃべりをしたり、過度に明かりをつけたりしないようにしましょう。
まとめ
キャンプ場のマナーについて紹介しました。
思ったより少ないですよね。誰でもちょっと気をつければ何も問題なく守れる範囲だと思います。初心者だからといってマナー違反をしても良いなんてことはありません。
キャンプ場によってはもっと厳しいルールが存在しているかもしれません。事前に自分の行こうとしているキャンプ場のルール・マナーをちゃんと確認するようにしましょう。