キャンプに行くことに決めたものの、どんなキャンプ場が良いのか分からない…。そんなことを思ってはいませんか?
キャンプ場ってちゃんとしたホームページがあれば良いですが、それすらないところもあるし、ホームページがあっても情報が分かりにくかったり、何を基準にキャンプ場を選んでよいのか最初は分かりませんよね。
この記事では初心者のキャンパーがキャンプ場を選ぶ時のポイントを紹介します。
Contents
キャンプ場を選ぶポイント
家から無理なく行ける距離にあるか?
まず、重要なのは場所ですよね。誰でも分かることかと思います。
キャンプに行くときは車に荷物を一杯入れて走ることになります。運転するといつもより車が重いことが分かるでしょう。荷物を入れるために座席をいつもより前に出していることは良くあることです。後部座席に荷物が入りきらなくて足元にも荷物を置いているかもしれません。
そんな感じなので座っているといつもより車内が狭く感じます。そんな狭い空間で圧迫感を感じながら長距離ドライブするのは大変です。なるべく自宅から無理のかからない距離にあるキャンプ場を選びましょう。
特に初めてのキャンプでは近いキャンプ場を選んだ方がいいです。初めてのキャンプでは思っているより準備に時間がかかって疲れてしまうものです。なるべく負担を減らすために家から近いキャンプ場を選びましょう。
何度かキャンプに行って慣れてきたら、ちょっと足を延ばして遠くのキャンプ場に行くのも良いですね。
スーパーは近くにあるか?
スーパーがキャンプ場に近いかどうかはとても重要です。
食材を家の近くで買って、保冷バックに入れて持っていくのでも良いですが、冷蔵庫に入れて持っていくことはできないので保冷バックなどに食材を入れることになります。保冷バックにたくさん保冷剤を入れても冷蔵庫にはかないません。保冷が甘いと食材が痛むこともありえます。なるべくキャンプ場の近くのスーパーで食材を買った方が、新鮮だし、途中までの荷物も少なくて済むので楽でしょう。
それにキャンプ場の近くにあるスーパーではキャンプに適した食材が豊富に売られていることが多いです。例えば、焼き肉セットやバーベキュー用にカットされた野菜、櫛に刺さって後は焼くだけの状態の焼き鳥、海鮮バーベキューの具を量り売りで売っていることもあります。
何を食べようかを探すだけでウキウキしてきます。単純に楽しいので食材はキャンプ場近くのスーパーで買うのがおすすめです。ついついカゴに入れるものが多くなってしまうのが難点ですが。
スーパーで買う食材はその日の夜ごはんの分だけではありません。2泊する場合は、2泊目の食材を買う必要があるでしょう。キャンプに行く前に2日目の食材まで買っても良いですが、やはり保存が心配です。極寒キャンプなら良いですけど、極寒キャンプにはあまり行かないですよね。
キャンプ1日目に買う食材はその日の分のみ(もしくは次の日の朝食まで)にして、2日目の分は2日目にまた買いに行くと良いでしょう。そのためにもスーパーがキャンプ場に近ければ近いほど便利ですね。
ホームセンター・アウトドアショップが近くにあるか?
ホームセンターやアウトドアショップが近くにあるとなお良いですね。理由は何かキャンプ道具を持ってくるのを忘れた時に買うことが出来るので便利だからです。
家でちゃんと準備したつもりでも予想外に必要になるものって結構あります。筆者は急な雨に降られたときにキャンプ場近くのホームセンターまで行って長靴を買ったことがあります。
炭やガスなどの燃料をキャンプ場に行くまでに買っていくのも良いですね。
キャンプ場内にもアウトドアショップが併設されていることも多いですが値段設定も高めなので、燃料などはホームセンターで買った方が良いこともあります。
キャンプ場の近くにホームセンターがあると心強いです。ちなみに、ホームセンターにスーパーが併設されていたら最高ですね。
温泉・お風呂はキャンプ場もしくは近くにあるか?
キャンプに行くととても入りたくなるのがお風呂です!外で過ごすので砂ぼこりに当たったり、焚き火の煙で全身がいぶされたりとキャンプ中は身体中が汚く感じるものです。テントの設営で汗もかきますしね。
普段はお風呂嫌いでも猛烈にお風呂に入りたくなるのがキャンプです!
キャンプ場に温泉があれば最高ですけど、残念ながらお風呂すらないキャンプ場も結構あります。浴槽は無くてシャワー室だけだったり、それも利用時間が短く設定されていたりとちょっと使うのをためらってしまうこともあります。
キャンプ場にお風呂・温泉が無い時は近くに銭湯などがないかを事前に調べておきましょう。その銭湯に行くには歩きで行けるのか?それとも車でないと行けないのか?どのくらいの時間で着くのか?お金はいくらかかるのか?等を調べておくと当日慌てないで済みますよ。
こういったキャンプ場近くの銭湯は利用時間の幅が狭いこともあるので利用時間も忘れずに調べておくとよいでしょう。
お風呂に入らなくても良いという人なら銭湯が近くになくても問題ないですが、そうでないならお風呂に入れた方が断然キャンプが快適で楽しくなりますよ。
飲料水は自由に使えるのか?
水道から出る飲料水が自由に使えるかどうかも重要です。ほとんどのキャンプ場は問題ないですが、ワイルドなキャンプ場だと飲料水は自分で用意しなくてはならないところもあります。
そういったキャンプ場は玄人向けなので初心者キャンパーはあまり使わない方が良いでしょう。
キャンプ以外のレジャーは出来るのか?
キャンプ場によっては寝泊まりするテントサイト以外にもレジャーのための施設が豊富な場合があります。テニスサイトやプール、マウンテンバイクのコース、湖でのボートや釣りなど高規格なキャンプ場にはこれらのような施設が揃っていることも!
自分はキャンプしかしなくても満足だと思える人ならそういった設備がなくても良いでしょうが、飽きっぽい子供がいるようなご家庭だったら子供を連れて思いっきりレジャーを楽しむのも良いですね。
これは自分がしたいキャンプスタイルの好みによります。キャンプだけだと飽きてしまいそうな人はこういったレジャー施設が豊富に揃っているキャンプ場を選ぶと良いでしょう。
ただし、こういったキャンプ場は金額設定が高めなので注意してくださいね。
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初心者は高規格キャンプ場がおすすめ!
初心者の方がキャンプ場を選ぶときのポイントを紹介しました。まとめとして言うと、初心者の方は高規格キャンプがおすすめです!
理由は設備が揃っていて快適にキャンプが出来るからです。初心者だけではありません。ゆるーく楽ちんにキャンプを楽しみたい人にも高規格キャンプ場の方が向いています。
高規格キャンプ場でも、テントを設営・撤収したりとなかなか大変なこともあるので完全に楽になるわけではありません。外で過ごすというだけでそれなりに体力を使います。
設備の揃った高規格キャンプ場なら、お風呂がないなどの無駄な悩みに悩まされることはありません。
筆者も高規格キャンプ場が好きでよく行きます。お気に入りは広くて綺麗な温泉がキャンプ場内にあるとこで、一日に3回もお風呂に入ったことがあります。もはや旅行並みです!(笑)
お風呂に入って綺麗な身体で、屋外で風を感じたり本を読んだりしていると気持ち良いですよ。キャンプに行くからといって何も不便なことをしなければならないというわけではないんです。
高規格と言ってもキャンプ場によって揃っている設備は本当に様々です。ぜひ色々なキャンプ場に行ってみてお気に入りを見つけてみてくださいね。